緑内障は、徐々に視野が狭くなり、やがて失明してしまう病気です。
そして緑内障は、社会の高齢化に伴って増加傾向にあり、40歳以上の約6%が緑内障で、その8割から9割の人が気付かずに生活しています。
また近年では、パソコンが職場や家庭に普及したため、ドライアイやVDT症候群が増加しており、これらの眼精疲労の陰に、緑内障が隠れていることがあります。
しかし眼精疲労が続く場合に、まず必要なのが緑内障の検査であることを、知らない人が多いのが現状です。
なお緑内障で視野欠損が起こるのは、加齢などで眼圧が高くなって視神経が圧迫され、細胞に栄養を送る血流が悪くなり、神経細胞内の循環障害が起こることが原因です。
また目の神経細胞は死ぬと再生せずに、視神経乳頭の陥凹が大きくなり、神経繊維が欠損して見る機能が低下します。
つまり緑内障を未治療のまま放置すると、高い眼圧に圧迫されて目の神経細胞が変性・萎縮し、その拡大に伴って視野が狭くなっていくのです。